シンプルについて

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シンプルの品質は思考の総量が決める。ただ単純なのではない。 同じシンプルでも、考え抜かれたシンプルかどうかが重要。 幾何学的に簡素であるというだけでなく、 それが「多様なイメージを一身に受けとめられる容量の 大きな器として機能するかどうか。」逆に言えば、 想像力が湧いてきて、イメージを豊にしてくれるかどうか。 優れたシンプルは懐が広い。どんなイメージも受け入れる。 それは単に省略するとかデザインしないということとは、 全く逆のベクトル上にある。つまり、考え抜いた果てでないと、 品質のいいシンプルまではたどり着けないということ。

ーブランドのデザイン/川島 蓉子 p247〜p248/原 研也
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